伯友会

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支部だより

ロサンゼルス懇親会

開催日:
2017年5月27日
場所:
Sea Empress Seafood Restaurant(ロサンゼルス郊外ガーデナ市)
参加者:
時計周りに(敬称略させていただきます)15期 藤野秀樹、42期 森下秀明、29期 岡田健一、36期 箸本憲治、41期 牧野明久

今回はロサンゼルスに引っ越して来られた箸本憲治さんの歓迎を込めて懇親会を開催し、各会員が近況を話しました。事務局から送っていただいた伯友70号の配布もしました。今回出た話の中から、皆様も興味を持っていただけるかもしれない話題をお知らせします。

今回は引き続きUberについての話題です。今回は、運転手側からのお話です。

アメリカでは、Uberが最大手で、次に大きいのが、Lyftです。掛け持ちは制限されていないので、多くの運転士が両方に入っています。こうすることにより、お客を乗せて違う地域に行ったとき等に、その地域の支払いレートの良い方の会社に切り替えることが出来ます。また客待ち状態になった時に、両方をスタンバイさせることにより客待ち時間を短縮できます。

空港や、球場にもUber専用乗り場が増えてきましたが、需要に追い付かず、野球終了時等は、Uber専用ターミナルに渋滞が起こり、球場直前まで来ているのになかなか車が到着しないという状態も起こってきています。

Uberは勤務時間は全く自由なので、顧客が早朝に空港に行こうと思って呼ぶと時間がかかり、飛行機に間に合わない可能性もあります。

そのために、予約システムがあります。配車状態を常にモニターし、その時間に到着するように移動時間まで逆算して、システムがダイナミックに配車をするという仕組みです。

Uberがあまり走っていない地域では、乗車拒否もあり得えます。一番近い車が30分以上離れていると、迎車料金がないので、システムによって選ばれた運転手は、30分無駄に走行することになります。そうすると、運転手はあてがわれた顧客を拒否する確率が高くなります。

また顧客は、乗車希望位置をGPSを使ってリクエストするのですが、交差点でUberを呼ぶと、運転手はまず電話をします。GPSの場所が微妙な場合があるからです。交差点はわかるのですが、どの角にに立っているかわからない場合があります。ビル街でGPSの精度が下がっていると、道の反対側にピンが立つ場合もあります。道の反対側にいて一度行き過ぎると一方通行だったりすると大回りをしないといけなくなります。

だから、Uberはタクシーと違って英語を話さななくていいと思っている方は、交差点ではUberを呼ばないようにしましょう。

日本では特区だけですが、過疎対策として、アメリカ方式の自家用車のUberが出来るようになったようです。
ドバイでは、ヘリコプター版のUberも予定されている様です。

カリフォルニアにはアメリカ生活が長い、経験豊かな卒業生がたくさんいます。留学、駐在、旅行でアメリカに来られる際は、是非お知らせください。歓迎会をさせていただきます。

連絡先: morishita@mmsystems.com 森下

よろしくお願いいたします。

森下秀明 記