15期生(134名)は15会(いちごかい)と称して毎年東京、神戸で個々に集まりを続けている。全体クラス会は歴代幹事の献身的な世話で、卒業40周年、50周年、60周年と実施してきた。
全員83歳、84歳と高齢化が進むと個人差が大きくなり体調不良者も増え、全体のクラス会を何時までも続けることが出来ないので締めくくりのクラス会として「卒業65周年記念クラス会」開催を決定し、5月16日(火)に神戸ホテルオークラ星雲の間で実施した。
出席メンバー28名(米国から一時帰国で参加した者、最後だからと病気を押して頑張って参加した者、奥さんの介護で参加した者もあり)、同伴夫人、物故者夫人併せて11名、合計39名の賑やかなクラス会となった。
会は、最初に物故者53名に黙祷を捧げ、献杯をし、そして乾杯をして宴会に入った。全員が「病気の話は抜き」と言う事で近況を披露し互いの無事の再会を喜び合った。最後のクラス会として対面で励まし合うことが出来一つの区切りとすることが出来た。
今回欠席連絡のあった29名の人にも近況を出稿してもらい、出席者分も含め62名から近況が寄せられたのでそれらを文集にして投稿者全員に「紙上クラス会」として配布した。欠席者も含め相互の状況が分かり「参加した気分になった」と病気で頑張っている欠席者の励みにもなっている。
15期生は仲間意識が強く15会の費用は、梅地画伯の絵画と、メンバーの寄付による勤務先の製品のオークションで費用を積み重ね、お先にと逝った仲間の葬儀に献花してきたが、今回クラス会の東京など遠方の参加者の補助、夫人参加者の補助で出納を締め、残額は少しになったが伯友会を通して六甲生の為に役立ててもらおうと思っている。
安嶋君が15期生の為にHPを開いてくれており、日常的にそこを介して情報交換をしている。今後は東京、神戸の15会を続けながら、何時まで続くかお互いを思いやり、励まし合いながら残りの人生を有意義に過ごすことになる。 (15期 田嶋記)