44期の約1年半ぶりの同窓会は、在校中6年間指導していただいた古泉先生の校長ご就任をぜひお祝いしようと企画しました。
この年末年始は一般的に休暇期間が短かったため、どのくらい集まれるか少し心配しましたが、それでも最近よく集まるメンバーを中心に里帰り組も含め25名の同期が参加し、中には卒業後初めての参加という人も数名いました。それでも集まればすぐに楽しかったあの六甲での日々に戻れるのが六甲の素晴らしいところで、時間の許す限り皆が思い思いに近況報告や思い出話に花を咲かせました。また子息が母校に在学中だったりすでに卒業したという人もいたりして、そういう意味ではやはり時の流れを感じずにはいられませんでした。
そして、古泉校長先生からは、六甲の近況をつぶさにお話しいただき、伝統ある強歩会の存続が危ぶまれましたが何とか継続の目途がついたことや、在校中にお世話になった他の先生方の近況等もお聞かせいただきました。また、約3年前にご結婚されましたが、奥様の姓に改姓されたのも、それを機会に全てを変えようとのご決意であったとか。少数派を好み(ご本人談)、どんな時でもわが道を行かれる先生ならではのエピソードを披露していただきました。
最後に、校長ご就任に加え、ご結婚、さらには還暦など諸々のお祝いの気持ちを込めて、44期全員から、先生には「赤のちゃんちゃんこ」ならぬえんじ色のダウンベスト、それに奥様用の紺色のお揃いのダウンベストをセットにして、お渡しいたしました。ご夫妻ともに大変喜んでいただけたようです。ただ、ある程度想定はしていましたが奥様の方はサイズがかなり大きかったようで、わざわざお店に交換に行っていただくという後日譚。ひとえに幹事の不行き届き、こんな年齢になっても先生ばかりか奥様にもご迷惑をおかけしましたこと、平にお許しください。
何はともあれ、古泉校長はわれわれ44期にとっては時が経とうともいつまでも「サクリン」であると、ご本人の前で確認(古泉先生とお呼びするのがまだ不慣れなもので・・・失礼しました)させていただき、先生を母校の校長に頂いたからには一緒になって母校を盛り上げていこうという熱い思いを共有してお開きとなりました。
適当な幹事のため同窓会は不定期ですが、次回以降もさらに参加者が増えていくよう願っております。
(44期幹事 加古 裕二郎 記)