伯友会

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支部だより

第3回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会に参加して

六甲伯医会伯歯会合同懇親会
昨年に引き続き原稿執筆を仰せつかりました、60期武田大介と申します。この度、6月14日(土)に第3回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会(第24回六甲伯医会, 第7回六甲伯歯会)がポートピアホテル本館29階「聚景園」で開催されました。4年に1度、「冬季オリンピックイヤーに合わせて」というよりは、まさに日時的に「FIFAワールドカップに合わせて」の合同開催となったことが印象的な会でもありました。当日の出席者ですが、伯医会は25期から63期の22名の先生方が、伯歯会は13期から65期の19名の先生方ならびに67期の学生1名が参加され、六甲学院からのご来賓として松浦明生校長先生(26期)、畑原勝巳先生(36期)、そして養護教諭の曽川笑子先生がお越しになられました。

懇親会は大加戸彰彦先生(伯医会34期)と榑元昌彦先生(伯歯会38期)の合同司会により開会し、井尻慎一郎先生(伯医会会長32期)と髙端泰伸先生(伯歯会会長33期)のご挨拶のあと、松浦校長先生より六甲学院の近況報告を経て、小島康二先生(伯歯会13期)の乾杯のご発声で開宴しました。

松浦校長より、5月15日(木)健康の日に、大阪大学大学院教授 阪井丘芳先生より「虫歯治療だけでない口腔の健康維持‐歯科医の新しい取り組み‐」と題して講演がなされ、私は残念ながら聴講しに行けませんでしたが、全校生徒が歯科医学へ興味を引くきっかけとなり、大盛況に終わったとの報告がありました。六甲学院の学校案内が参加者に配布されましたが、全ページに渡り2013年4月に完成した新校舎の各所がカラー刷りで写され、在学生からのメッセージや、ごく自然に撮影された学生生活の各場面が随所に配置されており、まるで大学案内を見ているかのような錯覚を感じました。私自身が六甲中学校を受験した20年弱前にどのような学校案内があったのかは記憶にありませんが、時折見返す卒業アルバムに白黒写真が多かったためか、随分と現代化したなぁと思いました。また当時は六甲学院の教育理念と言えば”Man for Others”でしたが、現在は”Man for Others, with Others”と変更がなされていたことや、新校舎に新たに食堂が設置されたことにも真新しさを感じました。昼休みに部活動の練習がしたくて友人とこっそり早弁(3, 4時間目の合間の休憩時間にお弁当を食べること)をしたようなことはもうないのかなぁ、などと当時の学生生活を思い返しながら近況報告を聞いておりました。

宴の半ばでは、例年通り若手から順番に自己紹介が行われました。私は伯歯会5回目の参加となりましたため、伯歯会の先生方の顔ぶれは随分と分かるようになりましたが、一方伯医会の先生方との新たな交流もわずかではありましたが見つかり、病院歯科に勤務するものとして有意義な時間でありました。前回の伯歯会ではいらっしゃらなかった50期代の先生2名にも初めてお会いすることができました。隔年開催の伯歯会ですが、次回以降も新たな諸先生方のご参加をお待ちしております。

最後になりましたが、この度の六甲伯医会・伯歯会合同懇親会開催にあたりお世話になりました幹事の先生方に厚くお礼申し上げます。

(60期 武田大介)

北カリフォルニア伯友会

カリフォルニアは南北に伸びて日本とほぼ同じ面積で、非常に広大です。今まで、南カリフォルニアの近辺での、伯友会懇親会は行われてきましたが、今回北カリフォルニアで初めての懇親会が行われました。
現時点で連絡がついたのは、4人で今回の懇親会の参加者は3人でした。
4月13日 サンフランシスコの南のサンマテオという町の日本食レストラン「うさぎ」に集合しました。
全員車で集合したのに、全員10分前にほぼ同時に店に到着し、初めてあったのに、遠くからも六甲生とお互いに認識できました。なにか共通の遺伝子の様なものを感じました。
会は小川先輩の昔の六甲の様子をお伺いするところから始まりまりました。
今では驚く話もありました。個人的に映画を見に行くのも、校長先生のハンコが必要で、当時の訓育生にあたる生徒が町中で取り締まりをしているという話に驚きました。
学校のクラス分けは、成績順だっと聞き、今以上に進学校だったのだと思いました。
公教要理の時間の後に、別館特性フレンチフライ(フライドポテト)をもらうために、参加していたという
話を聞いて、当時フレンチフライは日本ではほとんどなかったのだと再認識しました。
2時間ほどの時間はあっという間にたってしまいました。

初回ということで、3人しか集まりませんでしたが、もっと多くの六甲生がいるはずなので、次回はもっと
多くの人数で集まりたいと思います。

カリフォルニア州内では、ロサンゼルス、サンフランシスコで集まっていますので、留学、駐在、永住された場合にはぜひご連絡ください。同期がカリフォルニアに居るのをご存知の方もご連絡ください。
連絡先:42期 森下秀明 morishita@mmsystems.com 310-214-8012

参加者
9期生 小川守弘
46期生 相野博司
42期生 森下秀明
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第3回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会のご報告

平成26年6月14日、神戸ポートピアホテル聚景園にて、第3回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会(第24回六甲伯医会・第7回六甲伯歯会)が開催された。関東在住の私は初参加である。今回は幸運にも短期の神戸帰省中に開催されたのである。いちばん遠くからの参加者だったとのことで、伯友会にご報告させていただく大役も頂いた。ポートライナーの駅から会場までの途上では、すれ違う上級生にタイミングよく挨拶できるか緊張しながら坂道を登っていた二十数年前がありありと想い出された。
今回は伯医会から21名、伯歯会から20名が集合。なかでも駆け出しから中堅に差し掛かった私の同世代の医師の顔ぶれが多く、私の緊張感も緩んだ(50期/60期代が15名)。六甲学院から松浦明生先生(校長、26期)、畑原勝己先生(保健体育、36期)、曽原笑子先生(養護)が来賓として出席くださり、変わらぬ恩師のお姿に懐かしさもこみ上げる。

伯医会代表幹事の大加戸彰彦先生(34期、おおかど循環器科クリニック院長)と伯歯会幹事の榑元昌彦先生(38期、くれもと歯科医院院長)の司会のもと、小島康二先生(13期、小島矯正歯科院長)の乾杯の音頭で会はスタート。松浦校長先生が健診を行う校医は全て六甲OBであることは在校生にとっても意味のあることだとお話された。そういえば私自身、合併教室で真剣に聴診器をあてる大先輩の姿を誇らしく思い、自分も医学部に進学するのだという思いを強くした。伯医会・伯歯会の先輩方は医師という職業役割モデルを後輩に身をもって示してこられている。
続いて、卒業年次の若い順に近況報告へ。医大生、研修医、大学院生、大学医員、医局をはなれる決断をした先生、医院を開業した先生、熟練となってさらに他分野の技能習得を開始した先輩、禁煙教育の大家、経営者として専門外の地域医療のニーズに応える事業を開始しようとされている先輩。それぞれのステージで伯医会・伯歯会のネットワークが助けになっている。患者さんを安心して紹介したいとき、大学医局をはなれて修錬を続けるとき、開業医となり地域医療と連携するとき、そして自分の家族が病に倒れたときも。

伯医会・伯歯会の先生方の間に連綿と続いているものは何か。私の直感による感想を述べさせていただくと、病気・こころ・環境にバランスよく目を配り、きちんと人を診ておられる先生が多いように思われた。もう1つは気取らず権威的にならなそうな先生ばかり(?)だということではないだろうか。診察室でも患者さんと本音でコミュニケーションをとられている姿が目に浮かぶようだった。歓談時間には普段の診療連携のお礼を言い合う方々の多かったこと。大学から関東で活動している私にはうらやましい限りである。栄光学園などの姉妹校の先生と出会う機会は多いが、六甲の医師・歯科医師と一緒に仕事をしたことはまだない。

当日配布された会員名簿を一目みれば、伯医会・伯歯会ネットワークは全国に広がっている。もっと多くの先輩方の活躍ぶりのお話もお聞きしたい。この伯医会・伯歯会の先輩方のご活躍が外部にもさらに広報されれば、後輩諸君をさらに触発していける。自身も井尻会長のように、新校舎図書室の伯友文庫(伯友会員の著作を集めた書架)に一冊くらい著書を寄贈できるようになるのだと気分を高揚させて会場をあとにした。三宮駅まで車で送ってくださった岩本先生(51期、岩本診療所こうべ往診クリニック)、ありがとうございました。

最後になりましたが、お忙しいなか御出席いただいた松浦校長先生、畑原先生、曽原先生、そして会運営に多大なご尽力をいただいている伯医会長の井尻慎一郎先生(32期、井尻整形外科)、伯歯会会長の高端泰伸先生(33期、高端歯科)、そして大加戸先生をはじめとする幹事の先生方に厚く御礼申し上げます。

六甲伯医会52期 黒田直明(精神科医、Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health在学中、nkuroda1@jhu.edu)