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著書「高みをめざして ~六甲精神の源をさぐる~」購入受付
このほど、六甲学院の前校長である古泉肇さん(30期)が、初代校長の武宮隼人先生の理念と事績を中心に六甲学院誕生の物語をまとめられた「高みをめざして~六甲精神の源を探る~」という本を上梓されました。佐久間さんという名前のほうが馴染みぶかい方もおられるでしょうが、古泉さんは、1967年に30期生として入学、1977年から数学教員として母校で勤務された後、2015年に第9代校長に就任そして2021年に退職されるまで、長きにわたり六甲学院とともに歩んでこられました。
本の内容は、六甲学院の教育理念に始まり、武宮先生の名言を紹介し、六甲精神のルーツが語られるほか、学校生活や六甲学院の伝統などについてもわかりやすくまとめられています。(詳しくは目次参照)
巻頭言の中で古泉さんは「私はこの本で「原点に帰る」、すなわち「創立時の六甲に遡ること」、そして武宮隼人初代校長先生が実際に行った(目に見える)教育を通じて、目指していた(目に見えない)教育を探求することで、「六甲精神とは何か」「六甲らしさとは何か」を皆さんと共に考えていきたいと思います。」と述べられています。
六甲学院は80年以上の歴史を有し、時代の変遷や社会の変化とともに、各期の卒業生がイメージする六甲精神もそれぞれ異なったものとなっていることでしょうが、この本によって、あらためて考えなおしてみるきっかけになるのではないかと思います。
六甲学院誕生物語
高みをめざして ~六甲精神の源をさぐる~
A5判 247ページ 2022年3月19日発行
編集・著者 古泉肇(こいずみはじめ)
※ご希望の方には1冊2000円(送料込み)で古泉さんより頒布されます。
伯友会では販売しておりませんのでお間違いなきようお願いします。
※下記のフォームよりお申し込みください。古泉さんより振込先案内とともに現本が送付されます。(振込手数料等はご負担ください)
※なお申し込まれた各自の情報は古泉さんにお伝えしますのでご留意ください。
書籍紹介「こどものための神のものがたり」
「こどものための神のものがたり」
文 大頭眞一(36期)
和紙ちぎり絵 森住ゆき
発行元 CLCからしだね書店
発売元 ヨベル
価格 1,000円+税
内容(あとがきより)
おとなになったぼくが書きたかった本があります。それは、ぼくがこどもだったころに読んでいたら、もっと早く神さまだいすきになっていただろうなーと思える本。この本を通して、こどももおとなも、もっと神さまがだいすきになったら、ぼくたちはそれこそうちょうてんです。
書籍紹介「聖化の再発見 ジパング編」
「聖化の再発見 ジパング篇」税込み1,870円 2024 ヨベル
編著者 大頭眞一(36期)
出版社 ヨベル
価格 1,700円+税
内容(帯の記載)
「先生の周りできよめで困っている人というのはあるでしょうか。」
えっ、いきなり、そこですか?!こちらがたじろく直球でズバズバ切り込み、
現代に生きるキリスト者の聖化(きよめ)の問題を生活の最前線で解明せんと欲す。
好評を博した『聖化の再発見』を日本に根づかせる希望の模索が〈ジパング篇〉へと結晶。
書籍紹介「牧師・大頭の『焚き火』日記」
「牧師・大頭の『焚き火』日記」
著者 大頭眞一(36期)
出版社 キリスト新聞社
価格 1,300円+税
内容(帯の記載)
「牧師の仕事は、楽しい」。人に出会い、話を聞き、聖書を語り、祝福を祈る、
ただそれだけにとても奥が深い。日本が知らない聖職者のリアル。
ゆるゆると流されているようで、何かに導かれるようなひとりの男の物語。
書籍紹介『ルポ 宗教と子ども:見過ごされてきた児童虐待』
54期の卒業生、藤田剛と申します。
毎日新聞社でデスク・記者をしておりますが、
このたび、『ルポ 宗教と子ども』という書籍を明石書店より出版しました。
下記ページに紹介文を寄稿しております。
https://book.asahi.com/jinbun/article/15194191
「聖化の再発見 ジパング篇」税込み1,870円 2024 ヨベル
編著者 大頭眞一(36期)
出版社 ヨベル
価格 1,700円+税
内容(帯の記載)
「先生の周りできよめで困っている人というのはあるでしょうか。」えっ、いきなり、そこですか?!こちらがたじろぐ直球でズバズバ切り込み、現代に生きるキリスト者の聖化(きよめ)の問題を生活の最前線で解明せんと欲す。好評を博した『聖化の再発見』を日本に根づかせる希望の模索が〈ジパング篇〉へと結晶。
新刊書籍紹介「こども宇宙科学」
『こども宇宙科学』
監修: 津村耕司 (58期)
出版社:新星出版社
https://www.shin-sei.co.jp/np/isbn/978-4-405-07382-1/
身近な地球や太陽系内の惑星から始まり、銀河やブラックホール、ビックバンまでといった、
天文学の内容に加え、ロケットや人工衛星、宇宙飛行士などの宇宙開発に関する話題までを
フルカラーで幅広く分かりやすく解説した一冊。
タイトルの通りメインターゲットは小中学生となっているが、宇宙に関する豊富な話題を取り上げており、
大人でも十分楽しめる一冊に仕上がっている。(津村耕司 記)
新刊書籍紹介「障害者差別解消法と実務対応がわかる本」
書籍名:障害者差別解消法と実務対応がわかる本 ―改正法で民間企業による合理的配慮の提供が義務に―
著者:水田 進(56期)
出版社:中央経済社
価格:2,700円+税
内容:
本書のメインテーマは「障害者差別解消法」です。この法律は、行政機関等や民間事業者が障害者に対して不当な差別的取扱いをすることを禁止し、また、合理的配慮を提供することを求めていますが、特に「民間事業者による合理的配慮の提供」は2024年4月より努力義務から法的義務に格上げされています。そこで本書では、今回の改正法が求める民間事業者への対応をフォローするとともに、そもそも障害者差別解消法とは何か、不当な差別的取扱いとは何を指すのか、合理的配慮の提供とはどのようなものか、どのような環境整備を企業は求められるのか、などといった障害者差別解消法の内容と同法への実務対応をわかりやすく解説しています。本書が、同法の目的である「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」に向けた一助となることを願っています。
【水田 進(六甲56期)】
1980年生まれ。京都大学法学部、同法科大学院修了後、2007年弁護士登録(第一東京弁護士会)。
TMI総合法律事務所パートナー弁護士。介護職員初任者研修課程修了、福祉住環境コーディネーター(東京商工会議所)、医療的ケア児支援者育成研修修了(東京都)。
新刊書籍紹介「いのち果てるとも(申命記・下)」
「いのち果てるとも(申命記・下)」
著者 大頭眞一(36期)
出版社 ヨベル
価格 1,100円+税
内容(帯の記載)
嗚呼、かくも人間臭い神さまと共に、世界の破れを繕っていけ、だなんて! 神に愛されていないのでは…と悩み苦しむ現代人に向かって「私もあなたに愛してほしい」と、妬むまでに懇願する聖書の神を指し示してきたパスター・オオズ。人一倍の渇愛ボクシだからこそ(?)感得できた申命記の〈読み〉も最終章へ! 全8巻完結!
(大頭眞一記)
宗清裕之(33期)著「スタジオが燃えている」書籍紹介
同期(33期)の最も尊敬する親友の一人に宗清裕之がいる。あいうえお順で名前が近いので中一のクラスで席が近く、オリエンテーションの初日から仲良くなった。中学時代から洋楽好きで、シルヴィ・バルタンに恋をしたかと思えばいつの間にかシカゴやディープ・パープルにはまっていったハードロック大好き少年。心優しく誰からも好かれるオチャラケの人気者だった。学校に内緒でよく大阪フェスティバルホールや厚生年金会館にも出かけて行っていたようだ。高校時代組んでいたバンドではキーボードを奏でたが、ドラム・ギター・ベースも器用にこなした(本人は否定しているが)。彼のロック愛は冷めることなく、早稲田大学卒業後当然の如く(と私は思っていた)レコード会社に就職した。新人時代は確か当時の人気アイドル河合奈保子の担当プロモーターで、正直とても羨ましかったのを思い出す。転職先のレコード会社では演歌の大御所にも可愛がられた。しかし彼が本当に愛した音楽はやはりハードロックだった。社会人としてのファーストステージ五千日をかけて日陰的存在だった日本のロックシーンを制作現場から支え、牽引し続けた。
そんな宗清が回顧録を出した。題して『スタジオが燃えている』。言わずと知れたイエローモンキーの名曲「太陽が燃えている」をオマージュしたタイトルだ。日本コロムビア時代の活躍を中心とする330ページに及ぶ大作。彼の音楽人生前半の集大成。生い立ちから六甲・早稲田の学生時代、販売プロモーターから制作ディレクター・プロデューサーへ、言うことを聞かないアーティスト達、業界での様々な葛藤等々を赤裸々に綴った酒と汗と涙のストーリー。よく泣く男である。
彼が苦楽を共にし育て上げた代表的なアーティストは、ラウドネス、レッドウォーリアーズ、イエローモンキーといった面々。40代50代のロックファンなら誰もがご存じの筈。ロックに馴染みのない方でもバラエティー番組によく出演しているダイヤモンドユカイがレッドウォーリアーズのリードヴォーカルと聞けばお分かりになるだろう。イエローモンキーは数年前に紅白歌合戦にも出演している。俳優及川光博をロック歌手にしたのも宗清だ。
常に理想を求めたがるアーティスト達と、利益追求を宿命とするレコード会社との板挟みに喘ぎ続けたが、一貫していたのはバンドメンバーの一員になって仲間を理解し苦楽を共にしようと懸命にもがく姿だ。
この本に記されている、LAでのイギリス人プロデューサーの録音手法に対する驚き・戸惑い・反発、しかしまたそこから世界の最先端技術を必死に吸収する貪欲さ、そして「レコーディングを通してバンドは上手くなる」という信念、「日本語の曲を聴く人にとって、最後に行きつくところは歌詞だ」というこだわり、「過去の音楽へのリスペクト」も強く心に残る。
解散したり移籍していくアーティスト達との別れ・虚しさ・わだかまり・責任・後悔は読んでいて切ない。しかし彼の心底に流れるものは去り行く一人一人へのシンパシーと、共に成長していこうという願いだ。そこには六甲時代から少しも変わっていない宗清がいた。だから彼らはたとえ袂を分けた後でも宗清の下に集まってくる。生きる世界は違うが私もその一人でありたいと願う。
この本は今まで宗清裕之に関わってきた音楽人たちへのオマージュに溢れた一冊だ。
(33期 山口明彦 記)