「令和塾」2022年度第2回勉強会「歴史から見た日中/日台関係」開催のお知らせ

2022年11月28日(月)18:30よりオンラインにて、伯友会 関東支部勉強会「令和塾」 2022年度第2回勉強会 「歴史から見た日中/日台関係」を開催します。
詳しくはこちら≫

【講師】
慶應義塾大学法学部 井上正也教授
https://keiolaw.org/wp/wp-content/uploads/2021/12/2022年度井上ゼミ案内.pdf
■学歴・職歴
・1979年大阪府堺市生まれ。2002年神戸大学法学部卒(五百旗頭真ゼミ)。
 2006-7年ペンシルヴァニア大学歴史学部訪問研究員、2009年神戸大学大学院法 学研究科博士後期課程修了。
 博士(政治学)。同年神戸大学大学院法学研究科 専任講師、2010年香川大学法学部准教授、2015年成蹊大学法学部准教授、2017 年同教授。
 この他、外務省国際法資料研究会委員、愛知大学国際問題研究所客 員研究員を歴任、2022年から讀賣新聞読書委員。
■書籍
・日中国交正常化の政治史
・戦後日本のアジア外交
・評伝福田赳夫
 など、多数

【開催の狙い】
前回のウクライナ問題に続く、現在世界情勢の話となります。
強い関心を集めている、日本・中国・台湾の関係にフォーカスします。
日中関係史の第一線の研究者である、井上正也・慶応義塾大学教授が登壇されます。
ご本人は六甲卒業ではありませんが、五百旗頭眞(19期)の指導の下で研究者となり、
最近、共著で『評伝 福田赳夫』を刊行されました。福田赳夫は日中平和友好条約が締結された時の首相です。
時事的な論評に加え、東アジアの国際関係への中長期的な展望を得るための、歴史的な背景知識を吸収する勉強会を目指します。

【時間割}
18:30:開場
19:00-19:10:五百旗頭薫教授の開会の挨拶(趣旨の説明)
19:10-19:30:井上先生の経歴等のご紹介[ご自身を想定]
※ 五百旗頭眞元理事長との繋がりなどのお話をいただけますと幸いです
19:30-20:20:井上先生講義
20:20-20:50:QA(五百旗頭薫教授 がモデレートします)
20:50-21:00:藤本伯友会関東支部長より弊会の挨拶

【会の進行】
モデレータ:五百旗頭先輩

開催形式
全体:online(zoom)
トピック: 関東伯友会令和4年、第二回令和塾「歴史から見た日中/日台関係」
時間: 2022年11月28日 06:00 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/85463434727?pwd=bHd3R0hsVUtFaVdocU5DRVRuclVZdz09
ミーティングID: 854 6343 4727
パスコード: 507140

シンガポール支部 活動報告

2022年10月25日(火)、10月末に日本に帰国される山田さんの壮行会を開催しました。

生憎、ご出張や一時帰国中の方が多く、参加者は、山田(70期), 奥田(50期), 岩崎(53期), 吉田(58期)の計4名 での会になりましたが、
いつも通り大変盛り上がりました。

70期とズバ抜けて若い山田さんからは、いつも活力をもらい、また世代を超えて六甲時代の話で盛り上がれることに喜びを感じました。
若いメンバーがいなくなるのは人一倍寂しく、これはシンガポール伯友会一同、同じ気持ちです。
山田さんの益々のご活躍を祈念しております。再会を願って乾杯、bon voyage!

当地の伯友会は、新メンバーを絶賛募集中ですので、ご本人、若しくは、お知り合いがシンガポールにおられる方は、是非、幹事までご連絡下さい。

幹事 吉田 (58期)  連絡先 y.yasu3@gmail.com

43期仁木啓介氏がクラウドファンディングを実施中!

株式会社上勝開拓団の代表取締役・仁木啓介氏(43期)は、徳島県上勝町という、四国で一番小さな町の山奥で「日本一楽しい村をつくる」というミッションを掲げ、Restaurant&Bar IRORI、グランピングBaseCamp、YAMABIKO MUSIC FESTIVALなど、地元と上勝町を訪れた人が共に楽しめる場づくりにチャレンジしています。
上勝開拓団サイトはこちら≫

【仁木啓介氏からのお願い!】
上勝町に移住して10年。いろんなことにチャレンジしてきましたが、今度は「どぶろく造り」に挑戦します。
昨年春からどぶろく醸造所開業に向けて準備を始め、9月30日にようやく酒類製造免許を取得しました。
そして、本日(10月7日)開業、仕込みを始めます。

酒蔵開業に合わせてクラウドファンディングをスタートしました。
SNSでの拡散、知り合いに伝えて頂けると嬉しいです!

スタートダッシュで支援が多いと目標達成の確率が高まるそうです。
ご協力よろしくお願いいたします。

クラウドファンディング​ページ
https://camp-fire.jp/projects/view/619433

上毛新聞「シネマの力」で映画監督の黒沢清氏(31期)が紹介されました

慶応大付属研究所の小田浩之氏による上毛新聞の連載記事「シネマの力」に映画監督の黒沢清氏(31期)が紹介されました。
黒沢監督は東京芸大大学院映像研究科の教授も務めておられ、本年度で退任予定です。
教育者の視点で2回にわたって教育論を語っており、その下編記事となります。

<2022/9/28付 上毛新聞「シネマの力」④教育者・黒沢清 下>
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/180913

【参考】
<2022/8/23付 上毛新聞「シネマの力」③教育者・黒沢清 上>
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/164355

フリン先生祈念館へのいざな

<初めに>
P.Robert M.Flynn,S.J.先生は1920年にお生まれになり、2009年に昇天されました。六甲学院では、17期、23期、29期、35期、41期の五つの期を担任として、中学1年生から高校3年生まで一貫して指導して頂きました。その間、後に全catholic系の中学高校の英語教科書となる有名な「プログレス」を生み出されると共に、バスケットボール部コーチとしても活躍されました。
私は、六甲教会で執り行われた追悼ミサと遺品の展示会に出席しました。その時、フリン先生が最後まで身に付けておられた小さな木の十字架を見て「まるでマザーテレサのようだ」と衝撃を受けました。遺品は欲しい方に下さるとの事でしたので、後日車を出して肖像画や写真アルバムなど全部もらって来ました。永く自宅に保管していましたが、六甲生みんなの財産だと思い、フリン先生祈念館を作る事を提案させて頂きました。ご賛同頂いた六甲学院の関係者の皆さん、貴重な思い出の品々を寄贈頂いた皆様に感謝致します。

<フリン先生祈念館はどこにあるのか?>
フリン先生祈念館は、六甲学院校庭内の別館に有ります。

昔は神父様達が居住されていた懐かしい別館のマリア様の左側の小路を進んで頂きますと正門に至ります。

別館正門の鍵は、平時は閉まっています。
ご見学を希望される方は、29期 松本宏さん(E-Mail:ma2motohr4@gmail.com)までEメールでお申し込み下さい。同行して鍵を開けると共に案内してくれるそうです。また、コロナ感染が終息しましたら、今まで通り、年に一度お掃除と祈念館見学とフリン先生追悼ミサと新しくなった六甲学院校舎見学会をワンパックにした「フリン先生を偲ぶ会」を開かせて頂きます。

<どの様な遺品が展示されているのか?>
<遺品内容>
フリン先生祈念館内に入られますと、フリン先生の肖像画、めがね、バスケットボールのホイッスル、万能ナイフスプーン、フリン先生の家族写真、六甲生と写された大量の写真、そしてあの有名な「プログレス」英語教科書の17期から現在に至るまでの全てが展示されています。

<初代プログレス>
特に、17期 小島様よりご寄贈頂きました初代プログレスは、わら半紙にガリ版印刷された手作りの物です。六甲生のお宝発見団に出せば天文学的な評価額がつくかなあと思っています。

<製本化プログレス>
手作りのプログレスは、29期時代に入りますと製本化されました。全冊29期 八木さんの実家から発掘され寄贈頂きました。

<改訂版プログレス>
更に35期になりますと内容も一新されプログレス改訂版が出されました。全冊35期の皆様のご協力でそろえて頂きました。

<録音テープ化プログレス>
創立当初より、神父様という沢山のネイテイブ・スピーカがおられた六甲学院では、「耳で聞く」いわゆるヒヤリングに力を入れておられました。
自習復習用には、オープンリール製のプログレス学習用のテープが作成されました。

<プログレスリピータ>
その後オープンリールテープは、CDに替わり何度も同じところを繰り返し学習できるようになりました。当時最新鋭のsony製CDリピータを29期 芝山さんが実家で発掘され、ご寄贈頂きました。

フリン先生祈念館に来て頂きますと、このリピータを動かして、プログレスのCDから昔懐かしいブランガン先生、スミス先生などの肉声を聞いて頂く事が出来ます。

<最後に>
「青春は密なんです」と言う言葉が今年の高校野球から生まれましたが、多感な中学1年生から私たちの人生を変えるほどに影響を与えて下さったフリン先生と六甲学院に感謝申し上げます。
そして多くの方々が、フリン先生が亡くなられた2009年から今日に至るまでずっと慕っておられる事に驚嘆します。この祈念館に来て頂き、何かを思い出して頂ければ幸いと思います。

文責:29期 藤井則雄 (2022年9月8日)